とくしま消費者交流ひろば
とくしまの食
くらしに役立つコラム
消費者交流イベント
消費者トラブル
もったいないっ!から始めよう
生活+α
キッズ
消費生活相談窓口
リンク
くらしの情報大募集!
メールマガジンの登録はこちら
携帯サイト

クリックでURL表示
お問い合せ
Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

バックナンバー
阿波踊り                   2016/ 9 Vol.68  
    〜盆踊り・先祖供養〜

 鳴門の阿波踊りの開演は、鳴門の千畳敷きの鳴門大橋が見えるところで演舞を披露するのが恒例らしい。東日本大震災の時には、そのあとで四国88ヶ所の一番札所・霊山寺で鎮魂と復興を願い阿波踊りを奉納している。今夏も熊本の震災で鎮魂のために阿波踊りを奉納した。お遍路さんを通して、四国の他の寺にも届くに違いない。
 
 阿波踊りは、子供時代を思い出せば、盆踊り、私は訛って「ボニ踊り」と発音していたし、長く、盆と(方言と知らず)ボニの識別ができなかった。先祖供養や鎮魂とは深く結びついていたように思うのだ。だからこそ、子供時代は旧盆の行事であった記憶がある。祖先を迎えたり、送ったり、それらの行事の一つであっただろう。
 
 徳島の地域の歌として永六輔さんが作詞した歌が、「踊り疲れて」である。デュークエイセスの上品な歌でありながら、阿波の情熱的な雰囲気を醸し出している素晴らしい歌だ。作詞も曲も、更に歌も誇りうる阿波文化であると、私は確信している。その作詞者の永六輔さんが、最近ご逝去された。供養には阿波踊りはふさわしい。

 歌詞を列挙は著作権に触れるが、踊り疲れた二人の恋物語である。差しさわりがない範囲で「踊りぞめきの囃子もやんで、赤い蹴出しもほんのりと」と歌い、続けて、しらじらと夜が明けてくる。デュークエイセスの情緒ある歌声である。阿波の徳島夜は更けて、のち、白々と明けるのだ。

 黄泉の国に旅立ち、住む住民はみんな私たちにとっては、神や仏である。その人々との交流の場であった盆。阿波踊りの盆踊り的な側面を盆に思い起こすのは好ましいことであると、私は思っている。
     (写真は、霊山寺の境内で踊る鳴門市連)

                  徳島広域消費者協会 顧問 三原茂雄
 

特定非営利活動法人徳島県消費者協会
〒770-0851 徳島市徳島町城内2番地1 とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)5階