とくしま消費者交流ひろば
とくしまの食
くらしに役立つコラム
消費者交流イベント
消費者トラブル
もったいないっ!から始めよう
生活+α
キッズ
消費生活相談窓口
リンク
くらしの情報大募集!
メールマガジンの登録はこちら
携帯サイト

クリックでURL表示
お問い合せ
Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

バックナンバー
思考することは、くらしの中で大切な行為    2009/Vol.10
 今年(平成21年・西暦2009年・皇紀2669年) は「丑年」で、干支(カンシ、えと、え=兄、と=弟)では己丑(キチュウ、つちのと うし)の年です。店頭に可愛らしい丑の置物玩具が並んでいますが、新年を迎えて、だんだんと忘れられていくそれらの言葉と、その語源を思い返してみては如何でしょうか。
 干支とは十干(ジッカン)である 甲(コウ)、乙(オツ)、丙(ヘイ)、丁(テイ)、戊(ボ)、己(キ)、庚(コウ)、辛(シン)、壬(ジン)、癸(キ)と、 十二支の 子(シ)、丑(チュウ)、寅(イン)、卯(ボウ)、辰(シン)、巳(シ)、午(ゴ)、未(ビ)、申(シン)、酉(ユウ)、戌(ジュツ)、亥(ガイ)の組み合わせで、10と12の最小公倍数が60なので、甲子(きのえ ね)から始まり癸亥(みずのと い)までの60年で一サイクル(還暦)になります。また十干は、木、火、土、金、水の五行に配し、それを「兄(え)」と「弟(と)」にも分けています。甲子園球場(1924年、大正13年の甲子の年に開場)、や戊辰戦争(1868年、慶応4年で明治元年、戊辰の年の鳥羽・伏見の戦いから明治2年の五稜郭の戦いまで)のほか壬申の乱(じんしんのらん)、戊申詔書(ぼしんしょうしょ)、壬申戸籍など歴史の中で干支のついた事例がたくさん出てきます。
 十二支は、そのほか日時、方位にも使われ、日では今でも土用の丑の日(2009年は7/19と7/31(二の丑))などで利用され、時間では現在の24時間制に合わせると、正0時が「子」、正12時が「午」になり、正午、午前、午後の語源になります。また、時鐘の呼び方もあり、おやつ(午後2時)、お江戸日本橋七つ立ち(朝4時)などの語源も考えてみましょう。
 方位では、北が十二支の「子」、南が「午」で「子午線」の語源にもなっています。因みに、徳島県庁は北緯34度3分57秒、 東経134度33分33秒(世界測地系)で徳島が地球上、どんな位置にあるか考えてみてはどうでしょうか。
 くらしのなかで、何だろう、なぜ?と思考することは大切なことで、いつでも、どこでも、いくつになっても好奇心を失いたくないものです。我々が何気なく使っている言葉のなかにもそれぞれの語源、歴史背景があり、新しい年に、その一つとして干支関連の文字をあげてみました。インターネットを使って、「干支」「干支 順位」「干支 年齢」「五行」「時刻 方位」「八卦 方位」「土用」「緯度 経度」などで検索し、いろいろあるWebページを開いてみては。
 
                       徳島大学 名誉教授  下 村  滋

特定非営利活動法人徳島県消費者協会
〒770-0851 徳島市徳島町城内2番地1 とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)5階