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Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

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一般的な防災講話               2019/ 9 Vol.104
     〜洪水と津波の防災の対策は異なった対応も〜
 
 少し昔の話で記憶は曖昧だが、ある会主催の講演会があった。エコについての話の中で、自動車は積荷が多いと重くなるので、エンジンに負荷がかかる。負荷がかかるとガソリンの燃費は悪くなる。言い換えれば、車を軽くするために、給油は適度に必要なだけすることがエコドライブです、と講師の先生は言われた。

 一年半くらい後に同じ主催者の防災の講演があった。「皆さん、東日本の震災時には、ガソリンスタンドに並んでも、ガソリンが買えなかった」と言い、緊急時のため車はいつも満タンにしておくことが防災上は大切である、との話であった。まさかの時に車に荷物を積んで逃げようにもガス欠では車の機能が果たせない。

 一ヵ月ほど前に住んでいる団地の自治会主催の防災講演会があった。講演が災害の一般的な話であり、洪水や浸水時の避難についての諸注意から災害時の飲料水や食料の備蓄に至るまで、具体的に備品の一部を見せての懇切な説明があった。分かりやすい話であって参加者は熱心に聞いていた。

 いつものことであるが、講演会の後で話し合い。雑談は妙な違和感がある。浸水した時に今切川の大橋は高いので橋の上に逃げたらよいと言う人。二階がある人は二階で大丈夫であると言う人。講演での災害の話の受け止めが、洪水の床下浸水の避難と地震の後の急激な津波のときの避難がごちゃ混ぜになっているのである。

 雨続きで川の氾濫というほどでなくても、旧吉野川と今切川に挟まれた川の洲みたいな地域であるのでいつ床下浸水があっても不思議ではない。また、松茂は山がなく、震災の後の数十メートルの津波の連想ももっともである。同じ講演なのに人により異なった受け止めである。

 エコのためのガソリン給油と津波対応のガソリン給油の対応は同じではない。同じく、川の氾濫と地震からの津波の避難は同じ対応でなくても良いのだろう。
(写真は旧吉野川の松茂町にある河口堰)

             徳島広域消費者協会  顧問 三原茂雄

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