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 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

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藤の花の美しい天塚              2017/ 5 Vol.76 
         〜清少納言の墓〜

鳴門の春は見どころ満載。言わずと知れた鳴門の渦潮・春の大潮は言うまでもなく誇りうるものである。最近は大毛島の花見山のしだれ桜が有名になってきた。とは言いながら、今までに知られたところをちょっと別な視点で楽しめる、桜、牡丹、藤が徒歩の範囲にあるのも鳴門の素晴らしいところだ。
 
 鳴門の桜見と言えば昔から妙見山である。桜約500本。山桜・八重桜・吉野桜などが見られる。妙見山神社付近には、ぼんぼりが点灯して、夜桜も楽しめる。麓から車で登るドライブウエイも有るし、散歩で歩くのも適度である。ただ、階段は私のような老人には厳しい。興味のある方には『絵馬堂』の絵馬は古き時代を偲ばせる。また、ここの展望台からは、鳴門市街の景色を一望できる。

 妙見山からそう遠くないところにあるのが、牡丹寺として知られている観音寺である。毎年、4月に「牡丹まつり」が開かれ、一般に公開している。聞くところ、約150種・450株の牡丹の花が咲いている。品種により、咲く時期が違うので長く花見が楽しめるのである。前庭の古木は、200年の歴史があるお寺自慢のものである。

 寺の北に歩いて5分もかからないところにあるのが十二神社である。その東の細い道を北に向かって歩くと天塚が見える。清少納言は一条天皇の中宮定子に仕える。長保2年に皇后定子が死亡。定子の死後、流浪の旅に出た清少納言が里浦に流れ着いたという伝承は、清少納言の父・清原元輔が里浦の領主をしていた時代があるからだろう。

『天塚堂』には、縁あって里浦で晩年を過ごした清少納言の墓碑がある。清少納言は古くから女性を守護してくれるものとして信仰され、特に『婦人病』と『安産祈願』や『学問向上』などのご利益があると言われている。『天塚堂』の前に、白い花が上向きに咲く天塚の「のぼり藤」の藤棚がある。毎年4月下旬に、甘い芳香をただよわせ美しく咲く。

真偽がどうであれ清少納言を一時偲ぶのも悪くはない。鳴門の春は、いろいろな花を楽しむ春でもある。
(写真は、鳴門市里浦町の清少納言の墓といわれる天塚)
       
             徳島広域消費者協会 顧問 三原茂雄


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