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Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

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騙されやすい世の中              2014/10 Vol.57     
    〜電話に注意〜

 これと言って社会的な活動はしていなく、サークルも熱心にしているわけでないので電話は滅多にかかってこない。時にかかってくると、保険の勧誘、太陽パネルを屋根に設置しないか、といった類で必要な電話は珍しい。とは言っても、電話が鳴れば出ないと言うのも可能だが、受話器を取らずにいることが苦痛で、つい電話に出てしまうのである。
 
 「忙しい」と数回かかってきた電話をことごとく短時間で切ったのだが、今回は先方の話を聞く羽目になった。NTT西のひかり電話をご利用の皆様に・・・「ハイ」と答えたのが悪かった。インターネットの料金が云々・・と続いて料金が半値くらいになるとの話に乗せられた。NTTは料金徴収を子会社にさせるような案内があったばかりでもあり、それと同じと思い込んだのだ。

 最後に私は「NTTの子会社になるのですね」と質問した。言葉を濁したので「別の会社ですか。委託業者ですか」と念を押した。別の会社だと言うので「では、断ります」と告げると「高い料金でいいのですか」と聞き返してきた。「NTTが好きなのです」と言えば、電話は切れた。

 その後しばらくして、インターネットの料金が安くなると言われて契約したが、安くならずに、時には高くなるとの新聞記事を目にした。業者との話の経緯を思い返せば、NTTの方が、少しでも料金の安いものを紹介してくれたのかと思わせるような話しぶりだった。電話で一方的に先方が話すので、騙そうと思えば赤子の手をねじるようなものだ。

 ひかり電話にした時のことである。大阪の兄の所にいくら電話しても話し中である。幾日かして携帯電話で電話すると通じた。それで初めて電話工事の後処理の問題と分かった。工事の方の名刺があったので連絡した。なんと「NTTの言われたように工事をしました。あなたが、市外通話でNTTより安くなるように第2電電などに切り替わる装置をしていたからだ」と言うのである。「元通りにすべきだろう」と言っても無駄。

 また、家の前の電柱の建て替えがあった。埋戻しもせずに工事を完了して、その後は電柱の周辺の雑草が生い茂り困った。自治会長になった時、ある用件で四国電力の社員が来た。自治会の要件を聞くより、まず電柱のことを言った。これはNTTの管理ですと、関係方面に連絡してくれた。とりあえず埋め直したが、直したとの連絡はないままである。

 騙されなかったのは、今までの学習効果であったが、最近はITとか情報関係は、ほとんどわからず、言われるままなのである。いろいろな業者は、昔のように集金人を使わずに銀行振り込みになった。業者は、消費者と直接触れ合う、意見を聞くことがなくなった。そのような中で、電話一本で騙すテクニックも生まれてくることもある。疑うことから始まる人間関係は、寂しいものである。

                       松茂町文化協会会長  三原茂雄

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