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Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

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東京一極集中                 2018/ 3 Vol.86
   〜東京に言葉さえ奪われる〜

 コンビニに「おでん」という幟が幾本もたっている。誰も不思議には思わないし、テレビの天気予報のコメントには「こんな日は温かいおでんが食べたいです」との言葉を添える。我々世代は「関東煮(かんとだき)」と言って育った。今更コンビニの全国制覇の影響で懐かしい、「かんとだき」を「おでん」とは言えない。とは言いつつ、現状は「おでん」と注文することがしばしばだ。情けない。

 天狗しばきで有名な秋葉神社の祭りを見に行った時のこと。神輿を担いだ男衆が「ちょうさ、ちょうさ、ちょうさ」と威勢の良い掛け声で練り歩いた。その後、保育所の子どもが子ども神輿を担いで先生らしき人に連れられて練りこんできた。「ワッショイ。ワッショイ、ワッショイ」である。神田の生まれじゃないのだ。ワッショイが美空ひばりの歌が有名だから仕方がないのか。諦め。

 最近驚いたことがある、カレーに入れる肉が関東では豚肉だということ。あまり驚いたので長野県の知人にメールをした。当然、豚肉だとの返事が来て、ひっくり返った。私は違和感があるのだが、長野県では不思議でもないらしい。スーパーへ行くたびにレトルトカレーの記載を確かめているが、徳島で見かけるのは牛肉でホッとしている。カルチャーショック。

 勝浦のビッグひな祭りを見に行った。中でも坂本のおひな街道の両側には数えきれないお雛様が飾られている。8割がた向かって右側に女雛、左に男雛が座っている。軒の長い民家から私くらいの年配の女性が出てきた。この家の軒の飾りは右に男雛である。さすがに、勝浦の坂本は老人がしっかりしていて雛様の位置を間違わない。老人の知識は衰えない。これぞ和の文化、京雛飾り!

 日本の端(はし)の阿波に住む私らの位置は、東京の人・テレビやラジオでは「日本のはじ(端)にある徳島」である。はじ(端)がなんとなく恥のようで悔しい。どうでも良いようで関西が東京文化を無条件に受け入れているのが、クヤシイ!
(写真は坂本のおひな街道で京雛並びのもの)
              徳島広域消費者協会 顧問 三原茂雄


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