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Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

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皆さん手洗いはできていますか         2012/12 Vol.52 
 この冬は、ノロウイルス感染症が流行しており、平成18年の大流行に匹敵する兆しです。このノロウイルスに感染すると急性胃腸炎の症状を呈しますが、法律上、感染経路により、食品を介した感染は食中毒、手指や吐物などを介した感染は感染症胃腸炎となります。厄介なことに、このウイルスは感染力が極めて強く10個から100個のウイルス量で感染し、おまけに特効薬もありません。また、環境中での抵抗性が高いうえ、アルコール消毒に強く塩素系の消毒でないと効果がありません。熱湯消毒は85℃で1分以上の加熱が必要です。
 それでは感染を予防するためには、日常の健康管理が一番ですが、忘れてならないのがインフルエンザなどと同様に手洗い、うがいが大切です。食中毒予防の三原則は、つけない、増やさない、やっつけるです。このつけないの重要ポイントは手洗いです。次に、手洗いのタイミングは、外出から帰った後、トイレの後、調理の前、次の調理にかかる前、盛り付けの前などです。また、汚れの残りやすい指先、指の間(特に親指の周り)、爪の間、手首など流水と石鹸で時間を掛けて丁寧に洗って下さい。数秒ではダメです。
 皆さん、10月15日は世界手洗いの日です。ご存知ですか。正しい手洗いの大切さや世界の子ども達が直面する保健衛生の問題を理解するため、ユニセフが2008年の国際衛生年に定めております。このように、手洗いは感染症や食中毒に罹らないための大切な対策です。
 また、ご家庭での食中毒予防として心掛けて頂きたいのが、食材購入時の表示や包装状態、保存状態(特に動物性食品)などに注意して下さい。購入後の家庭用冷蔵庫の管理ですが、皆さん知っているが実践されていない点が多くあります。それは、先入れ先出し、詰め込み過ぎない(7割まで)、開閉は最小限になどです。まだまだ大切な対策はありますが、皆さん、衛生管理を十分に心掛け安全安心で美味しく楽しい食卓を!
 寒い日が続いておりますが規則正しい食事、バランスの良い食事で健康な日々を送りましょう。


        前徳島県危機管理部県民くらし安全局長
        獣医師           
               山口悟朗

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