とくしま消費者交流ひろば
とくしまの食
くらしに役立つコラム
消費者交流イベント
消費者トラブル
もったいないっ!から始めよう
生活+α
キッズ
消費生活相談窓口
リンク
くらしの情報大募集!
メールマガジンの登録はこちら
携帯サイト

クリックでURL表示
お問い合せ
Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

バックナンバー
宍喰の祇園祭                 2017/ 8 Vol.79
         〜ここにも過疎の影響〜

 宍喰の祇園祭を見るために宍喰に出かけた。徳島市から2時間余りかけて道の駅「リビエラししくい」に着く。祇園祭の行われている八坂神社の場所を聞いた。私だけではないのか丁寧に地図を示して教えてくれた。宍喰駅の周辺の高架下が駐車場になっており、駐車には苦労しなかった。到着時刻の関係で、神輿がお旅所へ神社を出るところであった。

 宍喰の祇園祭は写真愛好家にとっては、一度は訪れたい被写体であると言われている。今年は暑いこともあり、10人余りのカメラマン・ウーマンを見かけたが、多いとは言えない。往時の賑わいは過疎地の祭り同様に写真愛好家の減少にもみられることである。見る人、写す人も、祭りの賑わいの一つだからである。

 神輿が町筋を回れば、今は珍しい縁台で町の人たちが神輿を迎えていた。一昔前なら賑わった通りの提灯も心なし寂しい気がする。祭り特有の子どもの声、神輿のお練りにかかわる子どもの人数も少なく、過疎の一側面を見た思いである。暑い時間帯であり、道沿いの見学者も窓からのぞいている人も少ない。

 お旅所から神輿が帰ると、子どもの伝統芸能、先槍の舞・八橋の舞・獅子舞が披露された。幾百年と受け継がれた舞も継承者が増える見込みがないのは明らかである。境内には、関船(と言われる、私には、船だんじり、が分かりやすい)が赤い提灯をいっぱい吊り下げている。今か今かと出番を待っていたのである。

 午後には関船が街中を練り歩く行事があるようだが、帰路の時間の関係で見ないで帰路に就いた。宍喰駅舎や駐車場は素晴らしいのだが、人の数が乏しいのである。伝統も文化も支える人があってこそ、それぞれの立ち位置で頑張るのであり、この地の賑わいを取り戻す術はあるのであろうか。
 (写真は海陽町宍喰の祇園祭)
              徳島広域消費者協会 顧問 三原茂雄

特定非営利活動法人徳島県消費者協会
〒770-0851 徳島市徳島町城内2番地1 とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)5階