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Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

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変わる灯りの文化               2017/ 1 Vol.72 
    〜イルミネーション〜    
 
 師走の声を聞くころになると、あちらこちらからイルミネーションの便りを聞くのである。LEDの青色の電装はすっかり年末の風物詩である。人が集まるところでは大きく高くそびえている。個人的なものは、こじんまりしていても、その家の個性があり、ほのぼのとさせるもので、クリスマスの雰囲気を醸し出しているのも特徴的だ。

 インターネットからのコピペだが、日本におけるイルミネーションは、1900年(明治33年)4月30日、神戸沖において行われた観艦式で、夜間、各艦船が発光して海面を照らし、一大偉観を見せたことに始まる。イルミネーションは、日本ではクリスマスに家庭で普及したツリーではなく、夜間の照明であったようだ。

 照明、灯り、と言えば小説や映画で時おり見るのがガス灯であり、明治時代は工場からガス管でガスを送り、夕闇が迫ってくるとともに点灯夫が、灯をつけて回ったのである。街路にある街燈・ガス灯は映画で見るとなかなかレトロでロマンがある。ただ、一つ一つ人の手で点けていくのであれば大変な労力であったはずだ。

 ガスの灯りとしての役目は、電気の普及とともに終わり、一部のサロンのようなところに文化遺産として残されるのみとなった。電気からの電灯は日本の京都の竹が良いとされた白熱球、エネルギーが光より熱に発散するので、消費電力が多いので嫌われる。だが、LEDの寒々とした冷たさはなく、冬にはほんのりとした暖かみがある。

 ガス灯が消えたように白熱灯も過去形で語る時代を迎えた。喫茶店のような場所ではカップルが向かい合うテーブルの上から、白熱灯は光としては当分生き続けるだろう。徳島の誇るLEDはイルミネーションの文化を飛躍的に発展させ、灯りの文化を大きく変えたのは確かである。
(写真は、2015年 あすたむらんど)
                  徳島広域消費者協会 顧問 三原茂雄

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