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 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

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松茂町内秋祭り見学ツアー        2018/12 Vol.95
       〜長原若宮神社・笹木野春日神社・豊岡神社〜

 松茂町の資料館が「町内秋祭り見学ツアー」を主催した。町外から移り住んで40年近くなるが、地域のことは皆目に近いほど知らないので喜んで参加した。一人では地域の人の集まる祭りには出かけにくいが資料館の職員さんとなら気楽である。

 町の東に位置する小さな集落が長原である。松茂は開拓や干拓の地名が多いが、長原は州に開けた集落で、今切川の向かいの川内と交流があり古い漁村である。ここの祭りのメインは何といっても、船壇尻である。漁村にしばしば見られる船の形の壇尻で、徳島県の南部では、関船と言われる。神事の後、集落のなかを神輿や壇尻などが練り歩いていった。

 次に訪れたのは、笹木野の春日神社である。神社も大きく近くには住宅も建ち、子どもの減少が言われる中では、神社に集まっている人は多く、子どもも見られて祭りの賑わいの一端を残している。壇尻や獅子舞の打ち子、お練りの子どもも多いとは言えないが揃っているのである。昔なら、ここに駄菓子屋、たこ焼き屋などが並んだのである。

 最後に行ったのは、豊岡神社、幟には豊岡・墾田神社と併記されているのは合社したのだろう。神事が行われている間は、係の人、壇尻に乗って太鼓を叩いている子どもくらいしか見当たらない。きわめて少人数の参加者である。だが、神輿がお旅所に出るころにはかなりの人が集まり、一緒に神輿や壇尻を見送っていた。

 祭りの衰退は過疎化が原因であるように言われる。確かに長原、豊岡の集落には当てはまるが、笹木野には他に原因がありそうである。一昔前ならあったと思われる地域の結びつきが減少したのである。私のことを言えば、今住んでいる地域の神社の氏子であるという祭りを担う意識はないのだ。この問題は過疎化とともに都市住民の意識の問題でもある。
(写真は、松茂町長原の船壇尻である。町指定文化財である)

              徳島広域消費者協会 顧問 三原茂雄


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