とくしま消費者交流ひろば
とくしまの食
くらしに役立つコラム
消費者交流イベント
消費者トラブル
もったいないっ!から始めよう
生活+α
キッズ
消費生活相談窓口
リンク
くらしの情報大募集!
メールマガジンの登録はこちら
携帯サイト

クリックでURL表示
お問い合せ
Tのためいき
 生活者の視点で、わかりやすい情報を基本とし、法律や経済、くらしの様々な有益な情報をコラムとして、学識経験者や専門的な分野で活躍する方々に寄稿していただいたものを掲載しています。

バックナンバー
加賀須野事代主神社の秋祭り          2018/11 Vol.94
         〜小さな地域の小さなお祭り〜

 台風25号も徳島には大きな被害をもたらすことなく過ぎ去った。笑い話になるが、神無月は神様が出雲に出張中であるにもかかわらず、あちらこちらで祭りがある。神様は、文字通り神様なので出雲と阿波国の行き帰りは瞬く間である。両方に身を置くこともできるのであろう。童謡「村祭り」にも歌われるように鎮守様は、村の土地ないし施設を霊的な疫災から守護する神である。

 私の日課の一つは加賀須野橋を渡って隣村の事代主神社まで散歩することである。概ね往復で3000歩あり、手ごろな運動である。更に行くからには必ずお参りする。よくご利益はあるのか、と聞かれる。ここ1年半ばかり雨の日も風の日も、酷いときは台風の日にも小雨、通過したかに思えるときにお参りした。神社まで歩いて行けている健康が何にも代えがたいご利益なのである。

 10月に行った時は秋祭りの日だった。どこでも見られる天狗に村の世話役が並ぶ。神輿が出て、子ども用と思われるくらい一回り小ぶりの屋台神輿が出た。子どもが二人背中合せに乗るのがやっとくらいであるのが、かわいらしい。昔は賑わっただろうが、法被の子どもたち数人に屋台神輿は台車に載せられ神社から出て行った。参集者は祭りの係、屋台神輿に乗る・曳く子どもたち、その保護者らである。祭りと言うより小さなイベントである。

 “ふるさと”はこのような村の鎮守の神様に守られて育ったところであり、神社の大きな木々の間を吹き抜ける風や香りである。人が入れ替わっても自然環境は大きく変わっていなかった。“かつては”。だからこそ身を立てられずに帰ってきても温かった。賑わいをなくした祭りが今の子どもの心に残すのはどんな風景だろうか。

 カットのためにケータイで写真を数枚写した。動的なものはすべてぶれており駄目、また、別のものは被写体の了解を得るのは困難である。そこで幟が残った。よく見てください、縦書き(上の、奉納、の字が右から)なのに左留めである。縦書きの幟は右留め。このような幟は、左右対称に立てるときのもの。ただ、時代の変遷を示す証拠でもある。
             徳島広域消費者協会  顧問  三原茂雄


バックナンバーはこちらから
くらしのコラム
データでとくしまを知ろう!数字でカフェ
マネーに興味津々

特定非営利活動法人徳島県消費者協会
〒770-0851 徳島市徳島町城内2番地1 とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)5階